Saturday, March 23, 2013

待つことを楽しもう

 物事が実現するには時間がかかる。私はトロントに来てそのことを実感している。冬が来て春が来るのにも時間がかかる。年末年始に大雪に見舞われ、何度か雪かきをやったが雪かきをやるにも時間がかかる。雪がなくてもマイナス10度より寒い日は何日も続く。3月になって日が延びてくるのを実感し、3月10日からはDaylight Saving Time が始まり外の日の光が明るくなっても、数日前の最低気温はマイナス8度だった。そうすると、雪かき後の積もった雪がとけるのにも時間がかかる。しかし、気がつけば1月の大雪のあとあれだけたくさんあった雪がずいぶんとけてなくなっている。たまに、摂氏10度を越える日もあったからである。春が来るにはまだ時間がかかる。しかし、春はすぐそこまで来ている。そして太陽はいつも輝いている。私は、カナダにきて物事が実現するには、待つことも大事であることを勉強しにきたのではないかと思っている。
 このことは信仰についても言える。ものごとが実現するのに時間はかかるが、心からの切なる願いや祈りは必ず成就する。たとえ10年くらいかかってもである。それは雪国で春が来るのを待つ心境と似ているのかもしれない。カナダに来てすでに7ヶ月が過ぎたが、ようやく自分の回りを見渡せるようになってきた。時間はかかるが、その間にいろんな情報を得ていることに気がつく。これまでは、こちらの生活に慣れるので精一杯だった。これからようやくここトロントで、生長の家を知らない人たちにみ教えを伝えることを考えられるようになった。
 また、ちょうど生活に慣れたころに車を手放して、地下鉄やバスを使って通勤するようになり、実際に自分の足を使って自然に触れる機会が増え、トロントの人々とも移動の電車などで会う機会もふえた。なぜなら、今までは自宅と会館の間を車で行き来するだけで、たまに買い物に行くことはあっても、トロントの人と接する機会が少なかった。ところが車を辞めて地下鉄やバスで移動するようになり、バスを待つ時などに地元の人と話しをする機会が増えてきた。そしていつか、バス停で出会った人がフト会館に来ても心に響く信仰の話しができればと思うようになった。
 物事が実現するには時間がかかるが、その際に良く回りを見て最もふさわしい行動を取ることが大事なのだと思う。そのためにも日々の神想観は欠かせない。神想観をすることは、どんな嵐や吹雪があっても、その背後には太陽がいつも輝いていることを知ることなのだと思う。

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