Wednesday, December 19, 2012

日時計主義の生活を実践しましょう



 新年あけましておめでとうございます。
新年を迎える際に皆さんは、どんなことを心がけておられるでしょうか。
私は、カナダに来る前の十年間、日本の生長の家本部に勤務しておりましたので、1月1日は、家族と一緒に生長の家の新年祝賀式に参加しておりました。祝賀式中は、運営に携わることが多く、新年祝賀式が終わったあとに家族と一緒に行動しておりました。途中からは長男、長女が友達と行動するようになり一緒に参加しないこともありましたが、たいてい一年の始まりは、家族そろって新年祝賀式に参加して、原宿の竹下通りの店で昼食を済ませたあと、明治神宮または他の神社にお参りをして新年の決意をあらたにしておりました。また、ハワイに駐在したときは家族でハワイの実相センターで開催された新年祝賀式に参加しておりました。2013年の新年は、トロント会館での神想観で新年を迎えさせて頂きます。
さて、生長の家本部の新年祝賀式では総裁谷口雅宣先生の新年のご挨拶がありますが、総裁先生は、副総裁のころから生長の家は、立教の当初から日時計主義であると常々言ってこられました。総裁谷口雅宣先生のご著書『日時計主義とは何か』の中には、日時計主義講演録と題して、日時計主義についての講演が含まれておりますが、2006年1月1日の新年祝賀式の際に次のように言っておられます。

私はこの場で何回か、生長の家は昭和5年の発祥当時から物事の光明面のみを見る「日時計主義」を掲げてきたことを申し上げていますが、ここでも、ぜひそれを思い起こしていただきたいのです。
生長の家は「世の中の明るい面」「楽しい面」「素晴らしい面」に注目して、それを「コトバの力」によって褒めたたえ、引き出すことによって、すでにある「神の世界」をこの地上に現すための運動であります。(中略)私たちは今日まで「日時計主義」の生活を大いに進めてきました。また、これからもさらに進めていきたいと思うのです。なぜなら、この「日時計主義」こそ、実相独在の信仰と唯心所現の真理を体現した生活の実践だからです。つまり、現実的にはまだ「光明」が充分現れていなくても、現象の背後にある実相を信じて、それをコトバで認め、引き出すことで、地上に「光明」が現れる――そういう信仰と原理なくして、日時計主義は成立しないからです。
(谷口雅宣『日時計主義とは何か』132133頁、2007年)

さて、先月号で「12月は、今年一年を振り返って、お世話になった方々に感謝を表現しつつ、新たに迎える年への決意を行う絶好の機会です」と書かせて頂きました。今、この原稿を書いているのが、12月ですので、谷口雅宣先生の言われるように「『世の中の明るい面』『楽しい面』『素晴らしい面』に注目して、それを『コトバの力』によって褒めたたえ、引き出す」日時計主義によって当職が本年9月1日付けでカナダに赴任してから今日までのことを振り返るとともに新年の決意をさせて頂きたいと思います。

1.カナダ赴任後の3ヶ月半を振り返って
皆様のご協力で、次のようなことができました。
(1) トロント教区教化部長、カナダ国駐在本部講師として
カナダに赴任して間もないころは、私自身が教化部長および駐在本部講師として慣れない中にも皆さんのご協力とご助言を頂きながら、行事に参加または担当させて頂く中からカナダの運動について学ぶことができました。
(2) Skypeの利用 
既に、バンクーバー会館に導入されていたWifiによるインターネットの環境に加えて、トロント会館にもWifi の環境が整いましたので、Skypeを使うことでトロントからバンクーバーまたは、バンクーバーからトロントに向けてミニ講話を行ったり、遠くの人にも勉強会に参加して頂いたりできるようになりました。
(3) 谷口清超大聖師4年祭の開催と先祖供養祭で国際練成道場方式を採用
トロント教区では、10月に初めて谷口清超大聖師の年祭が開催されました。その際の祭壇はこれまでの神道式のお供えをやめて国際練成道場方式に切り替えました。その後、リーダーのための見真会中の先祖供養祭でも国際練成道場方式が採用され、お供えが変わったことと、焼香から献花に切り替えられました。今後は「生長の家の儀式の基本的考え方」に基づいてカナダ国内での儀式(特に英語)について適宜、見直しを図って参りたいと思います。
(4) 地方講師、伝道員勉強会の開催
さらに10月になって講師、伝道員の勉強会がトロント教区ならびにバンクーバー地区でそれぞれ開催され第一回目から活発な意見が交わされるようになりました。この勉強会では、長年カナダにおいて行われていなかった地方講師試験を再開するに当たって、まずは講師、伝道員の教義の理解を深めようということで、毎月テーマを決めて行われるようになりました。

 その他、皆様のご協力のおかげで、多くのことが実現できましたことを心から感謝申し上げます。

2.新年を迎えるにあたって
  新しい年を迎えるにあたり、新しい年ではカナダ国内に布教委員会を設けるなどして、以下のことが実現または構想できるよう皆さんと話し合いながら取り組んで参りたいと思います。
(1) カナダ国内に地方講師試験の実施と地方講師、伝道員のためのニューズレターの作成
(2) 青少年の育成のための行事の開催
(3) 女性教室、母親教室、子供会等の指導者のための勉強会の開催
(4) 自然と人間の大調和を実現するための行事の構想
(5) 技能や芸術的感覚を生かした誌友会等の構想
(1)(3)については、言うまでもなくカナダ国における生長の家のリーダーの養成が一番の課題ですので、講師・伝道員、青少年、女性教室等の行事の充実と、指導者の養成を図りたいと思います。(4)(5)については、日時計主義の生活実践者を一人でも多く増やすために考えられた行事であります。特に(4)については、最近、総裁谷口雅宣先生がお書きになられた『大自然讃歌』または『観世音菩薩讃歌』などを拝読して、大自然と人間が一つであることを実感できる行事を構想し、可能であれば開催したいと思います。また、(5)については、この誌友会が2008年日本の運動方針で新たに日常生活の中に「「実相の念」の顕れとしての現象すなわち真象」[i]を見て、それを褒めたたえながら具体的に日時計主義を実践していく場として開催され成果をあげておりますので、このカナダの地においても同様の誌友会を開催し、多くの新人の受け皿としたいと思います。
なお、ここでいう技能や芸術的感覚とは、専門的な知識や高度な技術がなくてもある程度のことができるものをさしており、具体的には、料理(特にノーミート)、写経、絵手紙、書、俳句、短歌、写真、動画、植樹・植林、エコ生活の工夫、パソコン(インターネット)、生け花、フラワーアレンジメントなどかあげられております。

 では、新年が皆様によりまして素晴らしい年でありますようお祈り申し上げます。

 20121218
                                                                      生長の家トロント教区教化部長
                                                                      カナダ国駐在本部講師 高 義晴 拝

※紙面の都合で、予定しておりました第1回目の「生長の家と私」の記事につきましては次号以降に掲載させて頂きます。(高)


[i] 『生命の実相』頭注版第18巻(165頁)

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